中学生・高校生にオススメの本を紹介したいと思います。
僕が実際に読んでとても面白いと感じたものだけを集めました。
読書が好きで新しい本を探している人、そして読書を始めてみようかなーという人は是非見て見てください。
中学生、高校生におすすめの本
サーティーナインクルーズ
世界で強大な力を持っているケイヒル一族。
一族の当主であったグレース・ケイヒルは死ぬ前に39の手がかりを世界に隠したこと、そして手がかりを全て見つければ世界で最も強大な力を持てるといった。
グレースの孫である、エイミーとダンもその謎解きレースを始めるが、他のものは世界ですでに金や影響力をを持っているのに対し、エイミーたちはそんなのは持っていない。(第一部のあらすじ)
お互いの陰謀などが渦巻くミステリーアドベンチャー。
絶対読んでください。めっちゃ面白いです。
児童書ですがなめちゃいけない。
手がかりを巡るもの同士の対決、そして手がかりは世界中に隠されているし、謎解きには実在の人物も関わってきたりするのでとてもスケールが大きいし設定がしっかりしている。
キャラ同士の人間関係の変化などもうまく書かれていてとても面白い。
そしてまあ児童書と言うだけあって、いろいろなところが上手く書かれているので、読みやすく、今まであまり本を読んできていなかった人にもおすすめ。
今の所日本語版は第三部まで出ています。英語版では第四部まで出ているのですが日本語版でてほしい。
実は私この記事書いていて英語版に第四部があることを知りました。第三部で終わりかと思っていた。
今の所日本語版は25巻(←第三部終わりの巻)まで出ています。
ドラゴンランス(戦記)
『大変動』と言う大災害が起こり、土地が荒れ果て300年以上がたった。
主人公のタニスは5年ぶりに昔の旅の仲間と再会することになっていた。
旅の仲間と再会を喜ぶのもつかの間、『大変動』により失われたとされる癒しの力を持った不思議な杖を持つ男女を怪しい軍から守ることになってしまう。
そして伝説と言われたドラゴンや暗黒の女王、ドラゴン卿たちとの戦いに巻き込まれていく。
タニスは5年前まで何人かの仲間と旅をしていたんだけど、一回みんな別れて旅をして5年後にもう一回会おう、となっていてそのもう一回みんなが再会するところから物語が始まります。
しっかりとしたファンタジーって感じです。
キャラクターもしっかりしていて、いろんなキャラに魅力があります。
戦いや人間関係なども上手く書かれていてとても面白い。
登場人物も死んだりするのでそういうのが嫌いな方は気をつけて。
ドラゴンランス戦記というのが合ったんだけど、新しくもう一回訳されたのがドラゴンランスになります。
まぁめっちゃ面白いので是非読んでください。
ドラゴンランス(全6巻)
ドラゴンランス<1 廃都の黒竜>(電子書籍版)
ドラゴンランス(1) 廃都の黒竜 上 (角川つばさ文庫)(新版。表紙がラノベのような可愛い感じになってしまった… 戦記の時はかっこよかったのに。)
ドラゴンランス伝説
セカンドジェネレーション(上下巻)
夏の炎の竜(上中下巻)
魂の戦争(全三部)
ドラゴンランス秘史(全三部)
読む方は、上の順番通りに読んでいけばいいと思います。
ただし、秘史はドラゴンランス時代の出来事でシナリオはあったものの、いろいろな都合で語られてなかった部分のお話です。なのでドラゴンランスをみて、秘史をみて、それから伝説という形でもいいかも。
オオカミ族の少年
約6000年前の北欧で周りは森だらけ。
主人公の父は悪霊に取り憑かれたクマが現れ襲いかかられ、主人公トラクに「<天地万物の精霊>が宿る山に行くんだ」と言い残して死んでしまう。
トラクは山に向かう途中、小さな家族を失った狼を見つける。
トラクはオオカミとともにたくさんの危険晒されながら山へと向かう。
狩猟民族たちが居りで、まだ森などに覆われていた昔の時代と言うのがこの物語の魅力の一つ。
広大な森、川、海、山。
狩猟の描写や情景などが細かく書かれていて、その場にいるような感じになります。
キャラクターたちもいい。
ファンタジーなのだけれど、ただのファンタジーじゃなくて昔の時代をしっかりと再現している感じですごく面白いです。
全6巻です。
アラルエン戦記
アラルエン王国では、15歳になると孤児院にいるものは将来の職業(騎士、料理人、文官、外交官など)を選ぶことになり、そのマスターに弟子入りし、学ぶことになる。
孤児院の少年ウィルも15歳になり、勇者のような騎士になりたいというがウィルの体格では無理だと言われてしまう。
そんなウィルを隠れた才能に目をつけたのがレンジャーであるホールト。
ウィルはホールトの弟子となりレンジャーの弟子として成長していく。
しかし、今王国には危険が隠れていて…
めちゃくちゃ面白いです。
王道ファンタジーなんだけど魔法とかは出てこなくて、まぁ怪物みたいのは出て来たりもするんですけど。
そしてレンジャー。レンジャーは国を守る隠密で弓や短剣を使って戦うんですが、戦闘シーンがめっちゃかっこいい。
キャラクターもみんな魅力的だし、師匠であるホールトとウィルの関係、そしてウィルとウィルの友達の関係などもとても魅力的です。
ウィルやその友達などがどんどん成長していくところもいい。
そして、2020年には映画の撮影が始まるそうです。めっちゃ楽しみだが、うまく映画化されるといいなぁ。
全14巻(上下巻含む)です。ちょうど2019年12月に完結しました。
原作では外伝みたいのもあるので、そっちもやってほしいけど…
こなかったら自分で翻訳して読むしかない。
NO.6
NO.6〔ナンバーシックス〕#1 (YA! ENTERTAINMENT)
理想都市NO.6に住む少年紫苑は、子供の頃の検診で優秀なことがわかり、高級住宅街「クロノス」に住むことを許可されていた。しかし、とある日「矯正施設」かあら抜け出してきた謎の少年ネズミの怪我を治療し逃してしまったことから、「クロノス」から準市民の居住地「ロストタウン」にうつされてしまう。
四年後、紫苑は奇怪な事件の犯人として無理やり捕まえられてしまい、「矯正施設」入れられかけるもネズミと再会し救われる。NO.6から逃れ色々な場所や人に会ううちに紫苑はNO.6の裏側の闇を知っていく。
あさのあつこさんの小説です。
NO.6というなんでも揃うところで育ってきた紫苑が外の世界に触れて、変わって行ったりするところなど、面白いところがたくさんあります。
NO.6との戦いなどもとても面白いです。
キャラクター達も魅力があってとてもいい。
おすすめです。
NO.6〔ナンバーシックス〕#1 (YA! ENTERTAINMENT)
ウォーリアーズ
森で生きる猫達の話。森の猫達にはそれぞれの部族があり、サンダー族、リヴァー族、シャドー族、ウィンド族という4つの部族がある。
ある日、飼い猫のラスティーはフェンスを越えて森の中に入ってしまう。そこにはサンダー族の見習い戦士グレーポーがおり戦いになるが、それをみていたサンダー族の族長ブルースターにサンダー族に入らないかと誘われる。
ラスティーは飼い猫の暮らしをやめ、サンダー族に入りファイヤポーという名前をもらうが、一族の猫からは飼い猫ということで少し嫌われていた。
しかし、グレーポーとは友達になったり、ファイヤポー自身、活躍しているうちに他の部族の仲間からも認められるようになって行く。
森に住む猫達の話なんだけどとても面白いです。
猫の世界が上手く書かれています。猫が登場人物だからと言ってのんびりとしたストーリーではありません。
部族同士の争いや、部族内での裏切り、そして猫以外のキツネなどの敵と敵はいくらでもいます。
まぁ戦いだけではなく、猫同士の穏やかな時も書かれています。そして、猫の人間の呼び方が”二本足”だったり他にもいろいろで、ちょっと面白いところがあります。
日本語版では1〜4部まであり部ごとに主人公が違ったりしますが、もちろん2部でもファイヤポーが出てきます。英語版では6部まで出ているので是非そこまで翻訳して欲しいです。今は1年に一冊のペースで翻訳されているので待てば出てくるかと。
是非読んでみてください。
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アルケミストシリーズ
アルバイトをしていた主人公の双子ソフィーとジョシュはとあることから、本屋の店長に変装していたニコラ・フラメルと呪術師ジョン・ディーの戦いに巻き込まれてしまう。
戦いの結果、ジョン・ディーにとある重要な書物を取られてしまう。
その時から、双子は大きな戦いに巻き込まれて言った。
これまで全然普通に暮らしてきたの双子。そんな双子が錬金術師や呪術師が出てくる大きな戦いに巻き込めれてしまいます。
ニコラ・フラメルとはあの賢者の石を手にしたと言われる錬金術師で、ハリポタとかにも名前は出てきてますね。
そんな感じでこの物語には、歴史上の人物や神話関係の神々などが出てきます。
そして、双子には少し特別な力があるんですね。
双子の信頼関係や距離感、他のキャラの感じもいいです。
全6巻のシリーズです。
しかし、読みやすいと思うので読書をあまりしてこなかった人でもいいかも。
見てみてください。
バーティミアス
サマルカンドの秘宝 上 (静山社ペガサス文庫 バーティミアス 1)
魔術師たちが支配する町ロンドン。
ナサニエルは親によって売られてしまい、国の役人で政府公認の魔術師であるアーサーに弟子入りする。
偉大な魔術師になることを夢見、修行をするが、一流の魔術師サイモンに恥をかかされてしまう。
ナサニエルは周りに反発し、覚えたての魔法でジンの「バーティミアス」を呼び出し、サイモンからとある強力なアミュレットを盗み出す。
しかし、単なる復讐だったのだが、サイモンにとってそのアミュレットはとても重要なものだった。アミュレットをめぐっての命がけの戦いが始まる。
魔術師が他の人間を恐怖で支配して要る世界。実際にある町ロンドンなどが出てくるが、少し歴史が違っていたりします。
魔術師は「妖霊」というものを魔法陣で呼び出しなんとかして、自分の命令に従わせます。気をぬくと「妖霊」に殺されてしまうことも。
「妖霊」はインプ、フォリオット、ジン、アフリート、マリッドがおりインプが一番弱く、マリッドが一番強いんですが、強くなればなるほど従えて命令を聞かせるのが難しくなります。
生意気だが天才のナサニエルと最初は出し抜こうとしていたが少しずつ心を開いてくる結構いい奴のバーティミアスのコンビがとても面白いです。バーティミアスは本当に狡猾で皮肉屋だけどとてもいい。
バーティミアスの一人称とナサニエルなど他のキャラクターの三人称で話が進んでいきます。バーティミアスの部分ではバーティミアスが喋る注釈がありそこも面白いのでみてみてください。
本編3巻(上中下と1巻が3つの巻に分かれているものもある)と外伝3巻
サマルカンドの秘宝 上 (静山社ペガサス文庫 バーティミアス 1) 上中下版
おわり
面白そうだなぁという本は見つかりましたか?
この記事以外にもオススメの本、小説、ラノベをまとめた記事があるのでそちらもみてみてください。
これからも新記事と並行してこの記事もどんどん更新して内容を増やして行くので、ぜひまた見に来てください。
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